2016年3月28日月曜日

お弁当の詩(うた)

今朝の詩はこれ↑!
お弁当って、詩みたい、だと思いませんか。
お母さん(お父さんでもいいんですが)の愛を短く凝縮して表したもの、っていう。
この一年、お弁当作りをしてきて、ふとそんなことを思った今朝。

寂しい心で作ったお弁当は、寂しいお弁当。
丁寧な気持ちで作ったお弁当は、丁寧なお弁当。
過剰な愛で作ったお弁当は、過剰なお弁当。
ささくれだった気持ちで作ったお弁当は、乱暴なお弁当。

そんな、その朝の愛情のスナップショットに、作り手のその人らしさが加わるお弁当。
食材ではなく文字を使って、感情のスナップショットを詩人さんのスタイルで表す詩。
今朝のお弁当に、初めて私らしさを感じて、ふとそんなことに気付いたのでした。

ということで、謳います。

「私のお弁当」
丁寧じゃないけど、乱暴じゃないよ。
シンプルだけど、おいしいよ。
ビタミンないから、オレンジたべてよ。

本当に詩ゴコロない詩ばっかりでごめんなさい!
「おいしい」っていうのが、私のキーワード。おかずが色々あるのとか、目に美しいのとか、作れないけど、もういいの。私には出来ないし、大体、私っぽくないし。
ノリたっぷりでおいしそう、味が染みてておいしそ、そんなのが私っぽいと思うんだ。

そんな自分のお弁当スタイルがわかってうれしい今朝です。
良い一週間を~!

2016年3月23日水曜日

豆電球の命

きょう
今夕も見ることが出来た。

私が命名した、「実は港が見える公園」とはうちの裏の丘の上のこと。
朝起きて、
お弁当作って、
掃除して、
ちょっと泣いて、
ちょっと笑って、
そのあと あれやって、
ついでに これやった
今日一日もあと少し。

蒼い月が刻々と充電しているのを確認しながら、坂を上る。今日も上る。
苦にならない? ならないならない。
丘の上から見える景色が大好きで、それを楽しみに一日頑張るんだもん。

ここから見る港、この時間に見る港が好き。
沈んだ青い背景に、黒い影となった船たち。
そこに点る灯り。
暗い部屋で見るクリスマスツリー、ほどじゃないけれど、
程よく散らばってるオレンジ色の豆電球。

あぁ、あそこにも人が居るんだ、って思うと愛しいよね。
もしあの船に乗っていたのなら、旅立ちだね、お別れだね。
それでも何だかほっとする。
そこに、小さい人の営みが見えるとほっとする。
あったかい涙のようなものが体の中を通る。
人がいるって、ほっとするよね。

ありがとう、ありがとう、ありがとう。

Love is the answer!

子供たちが超かわいかったこの夜。
.....まっ、毎晩なんだけどね。

「ママァ、ぼく、とんかつ好き。」
「ママァ、スープ、もっとある?」
パパも優しい。
みんな愛しい。

でも、今夜恐ろしいことが起きる。
爆弾かもしれない。
病気かもしれない。
地震かもしれない。
誰かが死んじゃうの。
それともみんなが死んじゃうの。
そしたら、この愛はどうなるの?
この愛が詰まった時間はどうなるの?
この愛一杯の想い出はどうなるっていうの。

そこで私は考えた!
きっと、星になると。
全ての星はこうやって生まれたんだ、と。
愛の時間が突然命を絶やし、
行き場を失って、
天空に浮き上がり、
星になった。

そう考えると、地球もそうやって誰かの愛から生まれた星。
たくさんの人々、いやもしかしたらエイリアンたちの愛から生まれた星。
宇宙のクリエーター、神様がそうやって作った星。

ああ、感動。
私は愛の星にいるんだ。
愛の星、地球ににいるんだ。

神様がまばたきされる、そんなちっぽけな一瞬に
私達人間は「人生」という名を付け
私は、その人生っていうのを歩む、
愛を受ける
愛を与える
そんなことできる、時間を貰ったんだ。

ありがとう、ありがとう、ありがとう。
みんな、ありがとう。